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西洋医学での抗がん対策


1. 外科手術

外科手術というのは、見てのとおりがん細胞を取ってしまう。
除去した分だけがん細胞が激減しますが、細胞レベルの極小の取り残しのリスクが残る一方で、このリスクを最小化しようとすると必要以上に臓器を大きく切除されることになります。
このあたりは主治医執刀医のさじ加減ですので、手術前の説明に際して、自らの意思を伝えておくことが大事です。
また、切除によりがん細胞は一時的に激減しますが、体質を変えるものではないためがん細胞の生成は継続して行われると考えねばなりません。
加えて、手術後には体力と免疫力も低下するため、転移・再発を防止する体質改善が重要です。

2. 化学療法

いわゆる抗がん剤の投与による治療です。
がん細胞を殺す薬剤を体内に入れることでがん細胞の減少を図ります。問題は副作用です。激しい吐き気と食欲減退で、大変なことになります。
患者がみるみるやせ細るって弱っていくのは、がんよりもむしろこの抗がん剤の副作用によるものであることも多いのです。
抗がん剤を大量に投与すれば、原理的には体内全てのがん細胞を死滅させることも可能らしいのですが、その副作用には耐えられるわけもなく、少なからずのがん細胞が残る前提で使用されます。残るがん細胞は、体力の回復に伴う免疫力に任せることとなるのです。

3. 放射線治療

放射線をがん細胞の巣窟に向けて照射すると当てられたがん細胞を殺せます。切開を必要としないので、切除が難しい咽頭がん等には有効とされています。しかし、焦点の絞りに限界があるため、全身に転移した小さな病巣群に対しては、現実的に対応は不可能です。


病院では、これらの3大治療が組み合わされて、治療に当たられます。
しかし、これらの手法のそれぞれは対症療法つまりは今ある病巣に対しての処置であり、がん細胞が生まれる、もしくは、生まれても減少させる体質改善については、重点が置かれていないのです。
したがい、日々のがん細胞の増減の状態を変化させるものではありません。
このあたりが、西洋的な、かつアングロサクソン的な取り組みと言えます。

一方、これらの西洋医学の枠に当てはまらない、東洋的な取り組みも注目を集めてきています。

体内でこれからも生まれ続ける、増え続けるであろうがん細胞に対して、根本的な発がんの原因を緩和もしくは除去しようとする思想です。
すなわち上記のようながん細胞と免疫細胞との増減のバランスに対しての作用を考慮したり、がん細胞自体の寿命への作用を志向するものです。このような考えに基づく治療法は、「統合医療」と呼ばれて拡がっているのです。

 

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